2017.10.05〜06 寿栄屋(すえや)・青蓮院(京都)

独身時代の友人と、12年ぶりに4人揃って三重県で会えて、詳しいことは旅行記に書きましたが、
京都では、珍しい宿に泊まることができたので、旅行記関西にも記録を残したくて、こちらに書きました。

三重の旅行記はこちら

<10月5日>
伊勢市を出て、京都に到着しました。

寿栄屋(すえや)
京都に泊まることはないので、私は知らなかったのですが、
京都の情緒溢れると言われる「石塀小路」の昔お茶屋だった建物に泊まれるお宿があると知りました。
片泊まりという言葉も初めて知りましたが、夕食は付いてなくて朝食のみだそうです。

細い小道の石塀小路には、何軒か宿がありましたが、
今まで歩いたことはあっても、泊まることなど考えもしなかったので、
今回はこういう機会があってとても嬉しいです。

石塀小路
寿栄屋(すえや)

格子戸をカラカラと開けると、びっくりするくらいに気さくに女将が出迎えて下さいます。

いろんなお話をしているうちに、すっかり写真を撮ることを忘れてしまいました(^^;

玄関を入ったところ

※寿栄屋のホームページで拝借しました。

1階のお部屋で、
はちみつの梅干しとお茶をいただきました。

80才くらいと聞いていた女将ですが、
とても見えません。
目元がきりりとしたきれいな方です。

3部屋の客室のうち、
私たちが泊まったのは
2階にあるこの部屋です。

※寿栄屋のホームページで拝借しました。

帰る前に、あわてて撮った写真がこれ↓(布団やゆかたが散らかっています)

窓の外には庭が広がっています。 風変わりな部屋の中の仕切り

高台寺 松葉亭
夜は、「どこか安くておいしいところはないですか?」と宿の女将に事前に電話で尋ねたところ、
松葉亭を紹介して、予約もして下さいました。

料理旅館を休業されてからは、今は自宅の1部で、夜は1組しか予約を受け付けていないそうです。
(昼間はランチや喫茶をされています)

店の入り口 ここから奥に入って行きます。 ここから上がります。
ミニ懐石のスタートです。

お茶の湯飲みの底に顔があった!(笑)
なんとも愛嬌のある顔です。

マドラーが、松葉のような形で可愛い 松葉亭にちなんでお皿も松葉模様
お造り 芽ねぎが添えてあります 煮物
湯葉を… しゃぶしゃぶ…(^◇^)
季節感がたっぷりです。 洋風の茶わん蒸し?
ちりめん山椒のご飯と赤だし フルーツ

ホームページを見ると、お値段は1万円以上のコースになっていますが、
私がいただいたのは、4000円のコースです。
ちょっとした穴場だと思いますので、京都に行かれる方はぜひ行ってみて下さい。

食後は、ライトアップされた八坂の塔を眺めたり、二年坂のあたりまで散策をしました。
お店も閉まって、歩いている人はほとんどいません。

<10月6日>
朝6時半から誰もいない早朝の散策をしました。
二年坂→三年坂→清水寺 普通なら、多くの観光客でにぎわう所です。

二年坂
修復中の清水寺 小学生の修学旅行生が来た!早〜〜!
三年坂

お腹も空いて、宿の朝食が待ち遠しいです(#^.^#)

宿の朝食

京都の「おばんざい」がズラリ。
本当においしくいただきました。

友人たちはご飯のおかわりをしたくらいです。

朝食が付いて8000円。トイレとお風呂は共有です。
観光地が近いので、朝晩、こころゆくまで散策できますし、
京都の風情が堪能できるので、機会があればぜひ泊まって下さい。

青蓮院(しょうれんいん)
女将と話をしているうちにすっかり出発時間も遅くなったので、
近くの高台寺にすればよかったのに、予定通り、青蓮院に行くことになりました。

雨も降ってきましたが、苔が濡れて、絵になる景色を見ることができました、

時間を忘れてしまう宿で1泊し、時間を忘れてしまう静けさの青蓮院で庭を眺め、
あとはバタバタと友人たちと別れました。

楽しい3日間でした。また来年にでも会いたいくらいです。

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