’05.07.28 うなぎのかねよ(滋賀)

土用の丑とは、土用の入りになって最初に来る丑の日のことで、
その日にうなぎを食べると夏バテ防止になるそうですね。
そういうわけでうなぎを食べに行ってきました(^_^;)

京都と滋賀県の大津との県境あたり、東海道旧道を逢坂関所跡へ向かってすぐ…
着くと、
「うなぎ日本一のかねよ」の看板がありましたが、コレって、ホント?(笑)
大正時代に、「七つの子」「赤い靴」など童謡の作詞で知られる詩人の野口雨情が来店し 、
「うなぎ料理は逢坂山にひびくかねよが日本一」 という歌を読んだということらしいです。

気軽に立ち寄れるレストランもあるのですが、
庭がきれいで、格式を保つ鰻料理の老舗と聞いていたので、そちらを案内してもらいました。
広い庭のあちこちに離れの居室がたくさんあって、
ちょっと、渡辺淳一の本の世界にいけそうな感覚です(*^_^*)
庭には川が流れていて、鯉が泳ぎ回っていました。

通された部屋のベランダからの眺めです。
ベランダの下にも川が流れていて、
大きな鯉がたくさん泳いでいました。
実はこの後、鯉料理も食べたのですが…
 
さくら茶
桜の花の塩漬けのお茶ですが、
結婚式の時などに飲むものと思っていました。
こういう席だと高級感がしていいですね。
突き出し
コース料理(5,400円)をいただいたのですが、
お値段の割には器がイマイチかも。

うざく(酢の物)
簡単そうなお料理なのに、作ったことがありません。
うなぎときゅうりの取り合わせって、もったいなくないですか?

あたたかい焼きたてのうなぎときゅうりですが、
実においしかったです。

鯉の洗い
幸い、ベランダの下で泳いでいる鯉たちとは、
違う鯉のようです(^_^;)
骨がザクザクしているのが苦手ですが、
それよりも「鯉を食べる」という行為がやや苦手です。
普通にお魚は食べるのに(笑)
うまき
大きいです!10cmくらいはあったと思います。
ふっくらと焼きたてで、とてもおいしかったです。
これはアッという間に食べました
こいこく
甘い白味噌で、鯉を煮つめてあって、
とろりとしています。
鯉の切り身と鯉の卵が入っていますが、
かなり濃厚な味でした。
蒲焼
ご飯に乗せてうな重にしていただきました。
皮も臭みがないし、ほんわかした焼き方で、
とてもおいしかったです。
デザート
ゆずのシャーベットでした。
さっぱりしていておいしかったです。

「うなぎ日本一のかねよ」が、ホントがどうかですが…(笑)
お料理を1品ずつ、作りたてを出していただけることと、
静かな環境でいただけることが、本当によかったです。

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