2014.09.13 蟹満寺(京都)

京都府木津川市に蟹満寺(かにまんじ)というお寺があると知り、
カニ座の私としては1度お参りしておこうと思い、行って来ました(*^_^*)

車だと近いですが、運動不足解消のために、JR+徒歩で行きました。

JR玉水駅

奈良線の小さい駅ですが、
快速が止まります。

玉川堤

HP開設間もない2003年の4月
お花見に行っています。

また行きたいと思いながら、
現在に至っています<(_ _)>

※追記 2015年4月に行きました。

この辺り一帯は
ハイキングコースになっていて、
昔ながらの曲がりくねったままの道路ですが、
きれいにカラー舗装されています。

今回はハイキングコースとは関係なく、蟹満寺を目指して歩きました。

六角井戸
住宅地にひょっこりとありました。
聖武天皇の玉井頓宮(橘諸兄の別荘)の名残と言われているそうです。

6枚の石板により六角形に組まれています。
中をちょっとのぞいてみたら、深かったです。
駅から30分くらい歩きました
暑い(~_~;)

もうすぐ到着です。

蟹満寺 到着!

意外にも新しいお寺でびっくりしました。
本堂は1759年に建て替えられて250年間そのままでしたが、4年前の2010年に改築されたそうです。

拝観料500円を払って本堂に上がり、ボタンを押すとお寺の説明が始まったので、
国宝の釈迦如来坐像を見ながら、聞きました。

蟹満寺というのは、非常にインパクトのある名前だと思うのですが、
それには『今昔物語集』にでてくる「蟹の恩返し」が由来しているそうです。

 
 昔、観音様を信仰する農家の父娘がいました。
 ある日、蟹を捕まえて食べるという村人に、
 娘は自分の持っていた魚の干物と交換して、蟹を逃がしてやりました。

 そんなある日、娘の父親が、蛇に食べられそうになった蛙を見て、
 「娘を嫁にやるから、蛙を助けてくれ」と、蛇に言ったそうです。
 
え〜〜〜!それはないでしょう!と思いました(笑)
 蛙の命と娘の嫁入りが交換なんて、あまりにもひどい(~_~;)

 父親もさすがに反省したようですが、
 蛇は夜になって男に姿を変えて、娘をもらいに来ました。
 「3日待ってくれ」と男を追い払ったあとで、
 家に籠って父娘が観音様に拝み続けていたら、
 3日目の夜、蛇が来たときに、以前助けた蟹が蛇をやっつけたそうです。

 そこで、死んだ蟹と蛇の屍を葬り塚を作って、
 その上に観音堂を建てたのが、蟹満寺といわれているそうです。

この場合、蛇は悪くはないと思うのですが、どうでしょうか(~_~;)
また、蛙は助けには参加しなかったのですね、
蟹のようなハサミがないから…と、いろいろ想像しながら聞き入ってしまいました。

本堂の入り口の蟹と蛇

あちこちに
蟹を飾ってあるお寺です。

香炉にも蟹
お賽銭箱にも蟹
瓦にも蟹
カニ?  
観音様

蟹満寺を出ると、今度は、JR棚倉駅を目指して歩きました。
20分ちょっとで駅に到着。

JR棚倉駅

玉水よりももっと小さい駅で、
快速が止まらないので、
電車の本数が1時間に2本でした。

道中、秋の気配を感じたので、芸術的な写真を撮ることに挑戦してみました(*^^)v

小指の先ほどの小さな花です。
平面的な写真になってしまいました。
ちょっとピントが甘い?
こういう光の当たり方の写真が撮ってみたかったけど、これもピントがイマイチです。

芸術的な写真はあきらめ、ラーメンを食べて帰りました(笑)

蔵出し味噌 麺場 田所商店 城陽店

味噌ラーメンの専門店とのことで、
前から入ってみたいと思っていました。

←豚こつ白味噌らーめん
京都限定だそうです。

白味噌が限りなくこってりしてて、
おいしかったです!(^^)!

inserted by FC2 system