’07.03.30〜31 勝浦温泉・串本(和歌山)

行ってみたい温泉はたくさんあるけど、
そのうちの1つが、今回の、
「湯に浸かれば家に帰るのを忘れてしまう」
という評判の「忘帰洞」です。

南紀勝浦にある、
「ホテル浦島」に行ってきました(^_-)

1日目<3月30日>
2年前に「白浜」に行ったときも、和歌山までは1時間半くらいで行けるのに、
和歌山から白浜までが1時間かかるのが、同じ和歌山県内なのに?と思いました。
でも、「紀伊勝浦」駅までは、白浜からさらに特急で1時間半もかかりました。

特急「くろしお」の中でお弁当♪
乗り物の中で食べるのは苦手だけど、
電車の中はOKです。
紀伊勝浦駅到着
早速、駅の近くにある足湯に入ると、
長い電車の疲れが癒されました。
ホテル浦島は…
紀伊勝浦駅から5分程度歩くと、桟橋に着きます。
そこからもう目の前にはホテルが見えています。
本館・日昇館・なぎさ館・山上館がずらりと並んでいます。
(海の向こうに見えているのが、全部ホテルです)
中でも、山の上に建っている山上館は、
新しくて豪華らしいのですが、
私が泊まったのは本館です(^_^;)
ホテルまではこの亀の形の送迎船で約5分です。
「浦島」に行くから「亀」なんですね(笑)

6ヶ所の温泉巡りが楽しめます。
午後3時頃チェックインして、早速温泉巡りのスタート!
広いところを歩いて移動なので、相当な運動量になりそうです。

温泉1…「忘帰洞」
天然の洞窟に作られたので、
天井を見上げると洞窟です。
その出口は海になっているので、
波の音が激しく聞こえて、迫力があります。

朝と夜では男湯と女湯が入れ替わるのですが、
朝の方が絶対におススメです。

昔、どこかのお殿様が帰るのを忘れた、
という話が納得できます。
素晴らしい温泉でした。

<オマケ日記1>
珍しく夫の方がお風呂が長かったので、外で待っていたら、
同じく男湯を待っているアメリカ風の若い女性がベンチの隣に座ってきました。
次女が海外に行っているせいか、、ついつい話しかけてみたくなって、
少しためらったけど、ここで話かけないと女がすたる!と思い、
でも、英語で話しかけて、日本語でスラスラと返事されても格好悪いので、
「日本語、わかりますか?」と話しかけてみました。

すると、彼女は欧米風にオーバーリアクションで手を振って否定して、
あわててノートを取り出して、「アメリカの○○州から来ました◇◇です」と言うので、
「◇◇?私も◇◇です!」と、なんとか身振り手振りで通じたみたいです。
偶然、名前が同じだということで盛り上がりました(笑)。

しかも私が京都から来たと言うと、
彼女は昨日は三十三間堂や清水寺、祇園に行ってきたそうです。
やがて、◇◇のダーリンが出て来て、すごいイケメンで感動してたら、ダーリンのお友達も一緒で、
そのお友達は、もっとイケメンで、挨拶の握手してくれました(^^) 3人での旅行のようでした。
◇◇は彼らに「マイ フレンド ◇◇」と紹介してくれました(笑)
短い間でしたが楽しかったです。

温泉2…「山上露天風呂/天女の湯」
山の上に建っている山上館にある露天風呂だから、どんなに眺めがよいだろうと思っていたら、
たしかに行くまでの長いエスカレーターに乗っている間も、途中にある展望台からも素晴らしい景色でした。

でも、露天風呂からは景色が見えないし、観葉植物がいっぱいのお風呂もいいけど、
できれば外を眺めながら入りたかった。

 
温泉3…「玄武洞」
写真は撮れていませんが、
「忘帰洞」と同じで、海に面した洞窟温泉です。
波の音がこちらの方が大きく聞こえていました。

「頭上注意」と書いてある、本当に頭が届きそうなくらいの、
昼間も電気がなければ真っ暗な温泉もありました。
洞窟の壁も生々しくて、迫力がありました。

温泉4…「磯の湯」
ここも、ちゃんとした温泉なんだけど、内湯なので、
さっきまでの洞窟温泉と比べてしまって、物足らない(笑)
早々と出ました。

夕食(バイキング)
ネットで検索してたら、「食事がひどい!」とありましたが、
全然、そんなふうには思いませんでした。おいしかったです。
…温泉でお腹がすいたから?(笑)
名物のマグロもおいしかったし、満足です。
ただし、手作りの梅干は強烈に塩辛くて酸っぱかったです(^_^;)

温泉5…「なぎさ元湯露天風呂」
30cmから85cmまで、高さの違う桶のお風呂が4種類もあって、とても楽しかったです。
でも、ここでシャンプーするつもりだったのに、内湯がなくて、髪を濡らしたけど寒くてやめました。
暖かい日だったとはいえ、夜の露天でのシャンプーはつらいです(笑)

温泉6…「ハマユウの湯」
ハマユウの花のように、元気で美しくなる温泉だそうです(^^)
ここは内湯です。ここでシャンプーの続きをしました。

これで、1日で6ヶ所の温泉に入ることができました\(^o^)/

2日目<3月31日>

朝食(バイキング)
玄武洞と忘帰洞に入ってから、朝食にしました。
最近、朝食のバイキングではおかゆを食べることにしていますが、おいしいです。
毎日食べているヨーグルトも置いてあって、ありがたかったです。
朝食もやっぱりおいしかったです。
 
橋杭岩(串本)
↑側面から見たところ ↑正面から見たところ

<オマケ日記2>
沖にある島まで一晩で橋をかけられるか弘法大師と天邪鬼が賭けをして、
弘法大師がどんどん大岩を海に立てて行ったのだけど、
天邪鬼が鶏の鳴きまねをしたので、弘法大師は朝がきたと勘違いして、
作業を止めて岩だけが残ったという伝説のあるところだそうです。

が、お風呂に入れれば、それほど観光はしなくても、と思っていたので、
橋杭岩はどうでもいいと思っていました。
なのに、「串本」まで電車の切符を買ったにもかかわらず、
夫が1つ手前の駅で突然「ここで降りて歩こう」と言い出しました(-_-;)

車がバンバン走る海沿いの国道を歩いて無性に腹が立つし、日焼けも気になって、
日焼け止めを塗りながら、トボトボと歩いて行きました。

でも、その甲斐あって、「串本」からでは見ることができないと思われる、
小さな展望台を見つけて、側面からの素晴らしい景色を見ることができました。

串本海中公園
水族館を見た後で、
沖合い140m、水深6.3mの
「海中展望台」へ行きました。

←白い建物の中にある、
螺旋階段を降ります…

するとそこは海の中。
潜水艦にあるような丸い窓から覗くと、
天然のお魚が、
たくさん泳いでいました。
潮 岬
もう帰ろうと思って呼んでいたタクシーが来ないので、
少しイラッとしていたら、15分遅れでタクシーが来ました。
「遅くなったから」と言って、
思いがけないプレゼントをして下さいました。

全く駅と方向が違うのに、
わざわざ潮岬まで案内して下さったのです。

←これは途中の景色の良いところ

潮岬灯台
時間がないので、近くまで行けなかったけど、
とてもきれいでした。
ここが本州最南端
潮岬観光タワ−や、
広大な芝生があるところでした。

↓最南端から眺めた水平線

タクシーの運転手さんにお礼を言って、駅でお別れしました。
帰りの電車に間に合うように、大急ぎだったけど、潮岬を案内してもらえてよかったです。

本州最南端の駅「串本」から「くろしお」に乗って帰りました。

心残りといえば、紀伊勝浦ではたくんさん売ってたけど、
重いから、と帰りの串本で買おうと思っていたのに、売ってなかった、地元でとれた柑橘類。
…残念でした。

でも、ちょっとした出会いもあって、楽しい旅になりました。

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