2011.03.02 修学院離宮(京都)

2日前には、「現代の離宮」と呼ばれる「エクシブ京都八瀬離宮」に行って来たばかりですが、
今度は、本物の離宮に行って来ました。

宮内庁所管で、事前に参観の申し込みが必要です。(参観は無料)
なかなか予約が取れないと聞いていましたが、シーズンオフということもあって、
希望通りに参観することができました。

  離宮(りきゅう)とは、皇居や王宮とは別に設けられた宮殿のことである。
  一般的には王族・皇族等が居住するために建設された宮殿とは別の敷地に建設される。
  例えば皇太子などが成人・結婚し、天皇・皇帝と別に住居を構える場合などが当たる。
  また、避暑・避寒、静養のために建てられるものもある。(Wikipediaより抜粋)

予約時間に早過ぎて、総門の外で待たされました。

予約の20分前になると、
参観許可証をチェックの後、
待合室に通されて、説明を受けました。

今回のグループは11人で、
説明の人が1人、一緒に回って下さいます。

下離宮中離宮上離宮下離宮(出口)のコースで、
1時間半くらい。

各離宮の門には全部、鍵がかけてあるので、
それを開けてから入り、
また出るときは、閉めるのだそうです。

閉めるのは、後ろから付いて来る、
宮内庁警察の人です。

上・中・下、3つの離宮、それらをつなぐ松並木道、田畑の総面積は54万uを超すそうです。
田畑は、景観保持のために、買い上げて付属農地とし、今はそれを貸しているそうです。
だから、田畑も景観の一部として見て下さい、とのことです。

う〜ん… 説明を聞いた時点で、ちょっと疲れてきた(笑)

下離宮
11人で一緒に行動するので、写真を撮ろうとすると、
どうしても人が写ってしまいます。
人が皆、中に入るのを待っていたら、遅くなって
後ろの皇宮警察の人に、迷惑がかかりそう(^_^;)
寿月観 電気が通ってないので、コンセントも照明もない。
お掃除はホウキでするそうです。
中離宮
中離宮の門 楽只軒
霞棚…互い違いに配された大小五枚の棚板が
霞がたなびいているように見えるから
葵の紋
遠くに見える松並木道 大刈込み
中離宮から上離宮へと行く松並木道
上離宮
上離宮の門 かなり登りました
隣雲亭からの眺望 秋は紅葉でもっと素晴らしいそうです。
千歳橋 金色の鳳凰が乗ってます 浴龍池は人工の池だそうです。贅沢ですね〜

美しくて、広大なスケールの離宮でした。
夫はまた行きたいと言うけど、私はもういいかな、と思いました(^^ゞ

出町柳駅で、降りました。

左からは賀茂川、右からは高野川、
ここで合流して鴨川になります。
真ん中あたりにある森が、
下鴨神社
加茂大橋と飛び石橋
飛び石橋にはカメの形も(^^)  

 

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